次世代ソーラーシステム そよ風
- ◇ 空気集熱式パッシブソーラーとは
- ・機械を用いずに太陽熱を暖房などに利用する技術をパッシブソーラーと言います。その代表的方法としてダイレクト・ゲインがあり、これは窓から日射を取り入れ、室内の床などを温めるというとてもシンプルな太陽熱利用方法です。
- ・ただしパッシブソーラーには蓄熱という要素が必要です。蓄熱しないと、日中は暑すぎるくらい室温が上昇したり、そして太陽が沈んだ夜には、家が冷え込んでしまいます。そこで、太陽熱の集熱コントロールと蓄熱ができる空気集熱式ソーラーが考えられました。
- ・日射条件の悪い敷地でもほとんどの屋根には日が当たります。その日差しで暖められた空気を床下に送り、床下のコンクリートと床材に蓄熱するシステムです。
- ・床下に空気を送り込む機械は、送風機(ファン)と空気流れ方向を変えるダンパーで構成されます。この技術は、機械装置を用いるために、正確にはパッシブとは少し違うかもしれませんが、「太陽の熱をそのまま利用する」単純な技術として捉えればパッシブ・ソーラーと言えると思います。
- ◇ 「そよ風」の魅力と採用
- 家の中の温度差が少なく温かい、空気がきれい、夏場も過ごしやすい、冷暖房費が少なくてすむ等。「そよ風」導入されたお客様からの言葉をいただけると嬉しくなります。
- ・「そよ風」の導入費用は、およそ100万円前後~です。
- ・屋根に太陽光があたる敷地であること。
- ・屋根で集熱するため、切り妻or片流れの屋根が基本です。
- ・屋根面で集熱するため、金属の屋根を使用。
- ・屋根面を南に向けて建築できること(真南から約±30度以内)
夏の日中は天井付近の熱気のこもった
空気を屋根から排気。
(自然給気・機械換気の第3種換気)夜に金属屋根面で生じる放射冷却で
冷やされた冷たい空気を取り込みます。
第2種換気)冬の日中は屋根で温められた
空気を室内に取り込みます。
(機械給気・自然排気の第2種換気)夜は棟頂部から室内空気を
吸い込み、床下に送ります。
(空気を循環させるサーキュレーションとして機能)
- ◇ 「びおソーラー」
- シンプルでメンテナンスしやすい空気集熱式パッシブソーラー、冬の日中の暖気取込みと夏の夜風の涼気取込みに特化しています。